極・ウイスキーノート

ウイスキーについて調べたことの共有と、カフェバーの経営で感じたことをつらつらつづっています。

アイラモルトの女王『ボウモア』

Bowmore 12years 「Queen of Islay malt」


Scotland-island of islay
Alc.40vol.
Single malt whisky


アイラモルトの女王ことボウモア。
女王といえば、ボウモア蒸留所はアイラ島で唯一エリザベス二世が訪問したことでも有名。


ボウモア蒸留所は1779年創業で、日本で言えば安永8年、徳川十代目将軍家治の時代からある由緒正しい蒸留所で、No.1vaultこと第一貯蔵庫は世界最古。
ゲール語で「大きな岩礁」の意味を持つボウモア。風が強い日には海抜0mの第一貯蔵庫はもろに潮風をうけ、これがボウモア独特の潮の薫りとなる。
1994年よりサントリーが完全オーナー化しており、実は日本とも関係が深い。


その味わいはアイラモルトの蜂蜜のような甘味や、潮風を感じさせるスモーキーさなどアイラモルトウイスキーの特色をすべて満たしている。
柑橘系のフルーティーさやダークチョコの様なビターさも併せ持ち、水割りやハイボールでも腰砕けにならない個性がある。